弛緩しっぱなし

ウダウダ言っていた就職面接の次の日から突然、何かのお告げか、いつも比較的ゆるく働く夫がギョリギョリに疲れて帰って来る日が続き、これは働くこと自体を再考しなければなりませんねと夫婦で話し合った結果、わたしは引き続き専業主婦歴を更新し続けている。面接の結果を待たずに辞退してしまったから、合否の程はわからないけど、落ちてたとしても受かってたとしても複雑だ。だから知らなくていいってことかもしれない。

 

 

面接の前日にわたしは旧い友人と大酒を飲んでしまって、当日朝はコンディションが大変悪かった。それでも面接が夜だったから「真っ当な社会人(求職中)」を装えたけど、午前中だったらお店にたどり着けなかったか、最悪面接中にゲロ吐いたかもしれない。ベッドから出ることもままならず、夫が午前休を取る始末。こんなんで働けんの?と夫は言いたかったであろうが、働いていたらこんなことにはなっていないので、自分の弛緩ぶりを痛感している。

 

 

と、思いつつ夫に謝罪したら、「いや別に…働いてる時もあったし」とのお言葉をいただいた。そういえば出産前に働いていたホワイト職場の飲み会でもわたしはちょいちょい飲みすぎていたんだった。1番酷かったのはコロナ前最後の忘年会でしこたま飲んだとき、わたしは翌日ほんと〜〜〜〜に吐きそうだったけど、みんなに二日酔いと思われるのが嫌で(事実なのに)、バファリンを飲んで出勤した。そして退勤前に前日の飲み会の話になり、「昨日、雑炊なんて出ましたっけ?」という発言をして記憶を失くしていることが露見したのだった。

 

おしまいです。(掛詞)