ほうれん草の話

予想はしていたけど、やっぱり毎日書くというのはなかなか難しいものですね。赤子が寝た隙に、と思っても、いざその時が来るとワーッと家事をやっつけるか、茫然自失となってソファに沈み込むこともしばしば。でも、できるだけ頑張りたいところ。時間は作るものだって、頭いい人もそうでない人もみんな言うものね。



今日は夜ご飯に、ほうれん草のくるみ和えを作りました。



時間を作ってまで書く話が小規模すぎる。

でも大規模な話なんてそうそうない。



この際だから言いたいのは、

料理に使うくるみは、ローストすると断然美味しいとか、やっぱり醤油を使う料理はキッコーマンのレシピサイトが間違いない、とかではなく。


ほうれん草の水切り、納得がいくまでできたことがない。



できたことがない。



だって、茹で上がったほうれん草の保水力、一体どうなっているんだ。どれだけ絞っても永久に水が出てくるから、いっそ感心してしまう。そんなクタクタになってなお、どんだけ水を湛えているのか。


一応何かで見たやり方で、根元を持って上から下に水を移動させるように絞っているけど、明らかにまだまだ水は絞れる。絞れるけど、これ以上の圧力をかけたらブチブチ千切れてしまいそうで、もう絞るな、という圧を感じる。そうでなくても既にほうれん草同士はビタビタに圧縮されて、胡麻やら豆腐やらとあえようにも握ったそのままの束が崩れない。仕方がないから手でまたほぐすけど、ああああほらやっぱり葉っぱが千切れちゃうよ。こんなこと、本当にみんなしてるの?レシピに「水気をしっかり切る」って書いた人、しっかり度合いを教えてください。「ほうれん草に関しては、70%ぐらい絞れていればOK」とか。もう本当、何でここまでしてわたしはほうれん草を食べたがっているんだ。何でこんなに美味しいんだほうれん草は。



とか思いつつ、今日はくるみと砂糖と醤油とみりん、少々の塩とあえたのでした。



美味しかった。